ガラスって宝石みたいですよね

michi_glass
物の価値って何なんだろうって思う。私から見て、「それってアリなの?」と思う恰好の人がたまにいて、どう見たって「ヘン」なのに、その人はドヤ顔で言う。「これ、今流行ってるんだよ」って。「流行ってる」っていうのはそんなにエライものなんだろうか。オシャレの冒険に失敗した免罪符が「流行ってる」という言葉であるような気がしてならないのだけど。

「開運!何でも鑑定団!」を見て思うのが、その道のプロ鑑定士がちっこい虫眼鏡みたいなので必死に見て、結局ホンモノでした、とか、ニセモノでした、とかやってるけれど、そこまでして鑑定しないとわからないくらいのニセモノだったら、もうホンモノと大差ないじゃないのということだ。普通の人はあんなちっこい虫眼鏡なんか持ち歩いていないし、持ち歩いていたとしても、いちいち宝石見るたびにホンモノかニセモノかなんてチェックしない。中身がダイヤだろうと、ガラスだろうと、ぱっと見て区別がつかないなら、もうどっちでもいいじゃない、と思ってしまうのだ。じゃあ何でも鑑定団見るなよ、と言われればぐうの音も出ないけれど。

何でそんなことを思ったかというと、今朝散歩していたら、道の端っこにガラスの破片が落ちていて、それが太陽の光を浴びてキラキラしていて、思わず見とれてしまったからだ。ガラスって、宝石みたいだなと初めて思ったのだ。ダイヤとガラス、同じようにキラキラしていたら、私にとってその違いは、「売れる」か「売れない」でしかない。ダイヤもキレイだけどガラスもキレイ。マツタケもおいしいけれどマイタケもおいしい。高級なバラも美しいけれど道端に密かに咲いている花だって美しい。私はそういう価値観を大事にしたいと思う。